拙宅のTVはリビングのものが一番世代が古く2012年モデルの55インチ FHDテレビです。世代的に、もともと出来ることが少ないネットワーク対応機能がアップデートしきれず、今ではほとんど使用不能です。Android TVが必要とも考えていないのですが、他の部屋のTVの機能が、使用頻度の高いリビングのTVで利用できない不便さは感じていました。
スマートフォン用の充電器で愛用してより品質面でも信頼しているAnkerからAmazon Prime VideoやYoutube, Netflix等に対応するドングルが新発売になったと知り、早速購入して試してみました。
Anker Nebula 4K Streaming Dongleはモノとしては、Android TV(ver10)搭載の小型コンピュータです。Android TVですので、今の市場の多くのTVがそうであると同様に、Amazon Prime VideoやNETFLIXなどのストリーミングサービス対応アプリをインストールすることにより、ストリーミング対応可能です。また、僅かではありますが、対応しているゲームもあります。
TVにAnker Nebula 4K Streaming Dongleを付属のHDMIケーブルで接続。電源も接続し、TVの電源を入れると、TV側がHDMI CEC対応であれば、Anker Nebula 4K Streaming Dongleの初期設定画面が表示されます。(表示されない場合は、TVの入力切替)まずは、リモコンの設定。ドングルとリモコンを20cm以下の距離まで近づけ、画面に従いリモコンを操作するとAnker Nebula 4K Streaming Dongleとリモコンが接続されます。接続はBluetoothです。その後もTV画面に従い、先ほど設定したリモコンを用いて簡単な設定をするだけです。Androidスマートフォンユーザーならば、スマートフォンの設定をWi-Fi経由でコピーしてAnker Nebula 4K Streaming Dongleの初期設定が可能です。
全ての設定が終われば、本製品のリモコンのホームボタンを押すことで、今までのTVが、Anker Nebula 4K Streaming Dongleに切り替わり、Android TVのホーム画面が表示され、あたかもAndroid TV化したような気分を味わえます。最大の違いは、Anker Nebula 4K Streaming Dongleはチューナーレスで地上波/BS/CS等の放送波には対応していないので、放送されている番組に関する情報はありません。それはもともとのTVの機能を使うことになります。Android TV化が出来るわけではなく、入力を切り替えると、Android TVとして使えるようになる。と、説明したほうが正確ですね。
Android TVとしてのGUIの動きは比較的滑らかで操作感が良いと感じました。Android TVですから、音声入力でGoogleアシスタントが使用可能です。おそらく、一般的なAndroid対応TVよりパワーのあるCPUを使用しているのでしょう。
Amazon Prime VideoやYoutubeを視聴するかぎりでは、AmazonのFire TV Stick 4K Maxよりも操作感は上です。特定のサービスに紐づいたものではないのでより汎用的に使用できそうです。
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