Panasonicに続き、ソニーの撤退で、国産のBDメディアが市場から消えてしまいました。次なる信頼性の高い記録メディアを選択する必要があります。私同様にヘビーな録画マニアの友人より、不具合無く使えているとの情報をもらい、今後はVerbatimのBD-REを使おうと思います。友人は今までこのスピンドルを20セット近く使用し、今まで一枚もフォーマットやダビングの失敗はないそうです。私はまだ、50枚入りのBD-REを1組と10枚程度しか使用していませんが、フォーマットやダビングの失敗、速度が遅い等の症状は発生しておらず、ひとまず信頼して使用し始めています。
Amazonのセール中は特に安くなるのでそのタイミングが狙い目です。
2007年モデルのBDZ-X90を購入した最初期にTDKのメディアが記録不良を起こし(メーカーに送付して確認してもらったところ、メディア側が規格を満たしていなかったそうです)録画したタイトルが失われるという事を経験して以来、PanasonicとSONYの国内工場製と明記されているメディアを使用していました。実際、2007年に録画したパナソニックやソニー製のBD-Rを20年近く経過した現在、再生して問題が起きたことはありません。
スピンドルで購入すると、ケースの選択も問題になります。不織布タイプはBlu-ray対応を明記しているものを選ばないと、読み取り面に傷が入ることがあるので要注意。
ケースはまとめ買いが安いです。薄手のスリムケース必須。ほんの少しコストは高いですが、この例の様なポリプロピレン素材のケースは割れにくいので、一般的なポリスチレン製のケースよりお勧めです。私も切り替えているところです。
ファイルタイプのケースだとコストは抑えられます。
今後、購入したスピンドルの数と、フォーマット時やダビング時のエラーが発生したら、その回数を本エントリーに記入しようと思いますが、友人の例もあり、問題なさそうです。
ただし、長期保管の結果はチェック不可能ですから、心配ではありますね。
写真は2010年に購入した太陽誘電製のBD-R LT-Hメディアの信号面です。当時、まだまだ高価だったBD-Rメディアですが、有機色素を使用したLT-Hによりコストを落とせるのではないか?と、期待されていました。私がこのメディアが長期保存に使用できないことに気づいたのは2021年の事で、10年後にはこのような状態になり、BDレコーダー側で認識すらできなくなっていました。直射日光のあたらない地下のオーディオルームに保管していたものも同様なので、もともと品質に問題があったのでしょう。現行商品にもBD-R LT-H方式のものがあるようですが、この辺りは改善されていると信じたいですが、私としては二度とLT-H方式のメディアを使いたいとは思いません。

コメント