専門的な知識を持ち合わせていないので、私には真偽のほどはわかりませんが、銅線を作る過程において、金属の結晶の出来方により音質的な方向性が出来る。という説があるようです。(信号線を通るのは、直流ではなく、交流なのですが…) たしかにケーブルによって、接続の方向によって音質が変化する場合があります。
それとは別に、マイクケーブルなど、シールド付き2芯同軸タイプを用いてラインケーブルの場合、一般的にアースは片側のみに落としますので、構造的に方向性を持っているケーブルもあります。
ケーブルの接続方法について、メーカーによる指定がある場合は、ケーブルに → 矢印マークなどがついているので、それに従って接続するのが良いでしょう。たとえば、
CD PLAYER → アンプ → スピーカー
のように、信号の向きと矢印を一致させればよいのです。特に指定が無い場合は、ケーブルの上にプリントされているメーカーや型番の印字を読む方向にそろえるか、その逆にするか、自分の耳で聞いて確認すればよいでしょう。(一般的には、文字を読む方向が好ましい場合が多いと言われています)
一番大切なのは、雑誌や人の意見を鵜呑みにせず、実際に自分で確認して音の変化の有無を体験する事です。
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