薄型TVの普及に伴い、比較的ライトな層を対象としたAV雑誌や、ライフスタイル系雑誌などで、リビングルームにAV機器を集中させ、で映画を楽しむリビングシアターの記事がよく出ています。日本の住宅事情の制約もあるのでしょう。
しかし、個人的には、自らの経験も併せて、リビングシアターという考え方は、ちょっと難しいのではないかと思います。
言うまでも無く、リビングは家族が集う場所です。リビングシアターの考えは、リビングで家族一緒に映画や音楽を楽しもう。というものなのでしょうが、家族それぞれに嗜好の違いもライフスタイルの違いもありますから、リビングをホームシアターにすることについて、家族の理解が得られていても、実際の運用はなかなか難しいのではないかと思うのです。
自分が音楽を聞きたい気分のときに、家人がAmazon PrimeやWOWOWで映画を見たいとかね。なかなか、やりたい事が一致するものではありません。
私もかつては住環境の制約からリビングシアターでしたが、現在は専用の趣味部屋で遊んでいます。
その一方で、リビングでは、AV機器に詳しくない家族でも簡単に使えるような、サラウンドシステムが欲しいので、先日のエントリーに書いた様に、煩雑なリアスピーカーの設置が不要なフロントサラウンドが欲しいのです。
最終的にTVとHDMI接続できるステレオアンプを採用しました。
コメント