Raspberry Piは非常に安価なPCですが、ネットワーク、HDMI端子、USB端子だけでなく、GPIOといったひと通りのインターフェースが整っており、今後、PC教育だけでなく、実用の世界でも、大きな影響を与えるものだと思います。
私が、PCの勉強をしたのは8bitマイコンのBASICだったり、マシン語のアセンブラだったり、計算機センターのC言語だったりしたのを思い出すと、隔世の感です。
私の現在のオーディオシステムのフロントエンドは、Voyage MPDによる、いわゆるPC AUDIOで、CD DISCを回転させる機会は随分減ってしまいました。実験用にRaspberry PIで安価なサブシステムを組めたら、と思っていたら、友人が見つけてくれました。
それが、RaspyFi http://www.raspyfi.com/ です。 → 現在のVolumio
私の環境でも、簡単に動作させることが出来ました。私が実験に使用したDACは、OlasonicのDigiFI付録と、LUXMANのステレオ誌付録です。何方も、特別なドライバ無しに動作しました。雑誌やMOOKの付録で安価だったことも有り、これらのDACを所有している方は多いのではないでしょうか?
LINUXの基礎知識が多少必要なので、誰にでも気軽に勧めることはできませんが、Linux系の方が、Windows系より遥かに音質が良いので、PC AUDIOの音質アップの一つのお勧めです。
Raspberry Piを動作させる電源に、micro USBタイプの充電器(容量が大きめのものが良いでしょう)と、OSを動作させるための4GB以上のSDカードが必要になります。(RaspyFiは2GBで動作するようです)
Audio用途であれば、安価に入手できるRasberry Pi4くらいで充分ではないかと思います。私も現在はRasberry Pi4とTEACのUSB DACの組み合わせを使用しています。
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