最近、PHILIPSのノンフライヤーを入手して、油を使わない唐揚げやとんかつを楽しんでいます。思っていた以上に代用感のない揚げ物ができるのに驚いています。この調理器、日本ではノンフライヤーと、油を使わずに揚げ物ができる調理器 ということを強調していますが、海外では、スロークッカー的な扱いらしいです。80度程度の低温で長時間加熱調理できるので、もっともなことです。
ということで、ノンフライヤーを使ってローストビーフに挑戦してみました。
実は、OGビーフで一度成功した後なので、魅惑のA5ランク和牛です。500g程度。
醤油、オリーブオイル、すりおろし大蒜、すりおろし生姜、あらびき胡椒を混ぜたものに1時間くらい漬け込みます。冷蔵庫から出した状態で漬け込み、肉を室温程度にするとよいでしょう。
ノンフライヤーを190度に設定し、予熱してノンフライヤーの中を充分な高温にしておきます。
肉を入れて10~15分ほど加熱して肉の表面に焼き目ができたら、温度設定を80度まで落として、30分加熱+15分くらい予熱で放置です。より大きな肉の場合、もしくは他社製のエアフライアーの場合、加熱時間は変わってくるでしょう。私のこの記事にも「ローストビーフ 低温調理 80度」のキーワードで訪問されることが多いことが判りました。
食品安全委員会 のWebに低温調理に関する指針が出ています。牛肉の場合、「75℃なら1分間の加熱が必要」とあります。私は食材に差し込むタイプの温度計を持っていて、肉に数か所刺し、全てで75度以上である事を目やすにしています。一旦過熱を止めて、15分程予熱で温めていることから、75度の温度が1分以上は持続していると考えられるからです。
撮影時のフラッシュの関係か赤く見えますが、充分、熱が通っています。
つけ汁にちょっと火を通せば、簡単なソースになります。
現在、PHILIPSのノンフライヤーは生産完了になっていて市場にあるのは在庫品のみとなっているようです。代替品としては日本の商社が販売している製品が良いと思います。例えばこれ。
最近よく見かけるCOSORIはアメリカのブランドのようです。
安全な低温調理の為には温度管理が必須です。
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