学生時代、防音性の悪いアパートに住んでいるときは、スピーカーで音を出せる時間帯にはかなり注意をしていて、夜間の勉強中のBGMはもっぱらヘッドフォン、特に当時使用していたのは、STAXのSR-Λ Professional と SRM-1 MK2のセットでした。
現在、防音室環境でオーディオを楽しんでいるので、自宅でヘッドフォンを使う機会はほぼなくなっていましたが、STAXの新製品 SR-X1をきっかけに、STAXへの興味が戻ってきました。写真で見たため、SR-X1が、私がΛを使用していた当時に登場した高級機Ωの様に見えたからです。Ω(現行のSR-007系統の元祖)の音を聴いた後では、Λの再生音にフィルム臭さを感じたのを覚えています。それで円形の振動版を持つ安価なSR-X1に興味をもちました。
店頭で、SR-X1を含む現行商品のいくつかを視聴。SR-X1の音質は、私にとって魅力的なものではありませんでした。位置づけとしてはΛ時代に出ていた廉価版のSR-84の現代版という事で、当然の事でした。
結果としてかつてΛproを愛用していた自分にとっては、大型の矩形ユニットを使用した、L700やL500の方が好みと判断。流石に、SR-X9000は予算オーバーでした。
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